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2024.1.19 09:00ゴー宣道場

<コロナ真理教の人々㉖>【誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している】

<コロナ真理教の人々㉖>byカイジロウ
【誤解:製薬会社は人々の健康のために創薬している】

 

それは正しくありません。
製薬会社は人々の健康のためではなく、儲けのために薬を開発しています。

以下アメリカのアナリストの興味深い考察を紹介します。
タイトルは「製薬会社の壊れたビジネスモデル」
つまり近年製薬会社が生産性を低下させ、衰退産業になっているのではないかという論考です。

表①は年々低下する研究開発の生産性を表しています。

<表➀>

 

製薬会社は臨床試験コストの上昇、開発成功率の低下、ジェネリック医薬品の競争激化などの外部環境に晒されていますが、ここではそもそも創薬の投資効率は下がる一方という根本問題を提起しています。

創薬を油田採掘に喩えた表②が分かりやすいです。

<表②>

つまりリターンが大きく安くて簡単な開発領域は既に取り尽くされ、後は投資に見合わない稀少疾患だけが残っているということです。
つまり薬で治せるメジャーな疾患がなくなり、創薬が衰退期に入っているという指摘です。

私たちはここでなぜ製薬会社が健康診断や予防医療に血眼になり、効きもしないワクチンの効能を強弁するのかという背景に気付きます。
かれらはもはや病気の者を治すだけでは存続できず、マーケットの大きい健常者を相手にビジネスをしなければならないのです。
彼らは健康という美名の下で研究開発を行い、確かに日々の研鑽で技術は進歩するかもしれませんが、人体という生命体が永遠に健康であることはあり得ません。そのせめぎ合いがこの製薬企業の生産性の低下という現象によく現れていると思います。

永遠の命を求めた始皇帝以降、私たちの本性はあまり変わっていないのかもしれません。
月並みですが死生観というものを我々は、もう一度取り戻す必要があるのかもしれません。

・製薬会社の壊れたビジネスモデル
https://bit.ly/41xzKBt

 

 

コロナ真理教の人々〈第1シリーズ〉
庶民が医学に疑問を持たねばならない
医学は科学ではない
医学の常識は歴史と共に変わる
医学は宗教に近い
人は信じたいことを信じる
医学と闘うために
誤解:コロナは恐怖の殺人ウイルスである
誤解:超過死亡は出ていない
誤解:死亡が増加しているのはコロナのせい
誤解:ワクチンがコロナを抑え込んだ
誤解:未知のウイルスだから最初は分からなくて当然
誤解:今更コロナを振り返っても意味ない

コロナ真理教の人々〈第2シリーズ〉
⑬誤解:コロナワクチンで薬害は起きていない
⑭誤解:そんなに酷い薬害ならマスコミが騒ぐはず
⑮誤解:ワクチン効果は、打つまで分からなかった
⑯誤解:ワクチン有効率95%はスゲエ
⑰誤解:コロナワクチンは感染を防いだ
⑱誤解:コロナワクチンは死亡を防いだ
⑲誤解:それでもワクチンは感染死亡を防いだ
⑳誤解:ワクチンは集団免疫達成に必要だった
㉑誤解:mRNAワクチンは救世主の技術だ
㉒誤解:mRNAワクチンは安全だ
㉓誤解:でもインフルワクチンは効いているでしょ?
㉔誤解:でもワクチンで天然痘が絶滅したでしょ?
㉕誤解:健康であればあるほどよい

 


 

 

【トッキーコメント】
『コロナと敗戦/失敗の本質』の収録作品にもこの問題に関連する部分はありますが、併せて『コロナ論5』の「製薬会社の闇」もぜひお読みいただきたいと思います。

 

 

そして『コロナ論』シリーズ全体を通して見ても、そのテーマとして貫かれているのは「死生観」であり、死生観を失って生命至上主義に堕した日本人の感覚こそが、コロナ禍を招いた最大の原因だったと言えるのかもしれません。

 

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